デマと知りながらデマを垂れ流している悪質かつ不審人物が多数います。騙されないように気をつけてください。

ライアン・コールの「ワクチンでキラーT細胞が抑制され癌が急増」はデマ

デマの内容

次のような画像または動画を出して

デマッター

ライアン・コール医師によると、ワクチンを接種した人達の

  • キラーT細胞が抑制されて、癌になる人が急増している!
  • 子宮内膜癌が年間ベースで20倍になっている!

と主張する人がいますが、デマです。


https://twitter.com/grantltaylor/status/1438323821975572482


https://twitter.com/Haruto_0219/status/1451394914667794436

結論

T細胞が抑制されたために新型コロナワクチンを接種した人の癌が20倍になったという主張はデマです。

公衆衛生当局は、米国で新型コロナワクチンの接種が始まって以来、癌の突然の急増を報告していません。

新型コロナワクチンは、キラーT細胞を含むT細胞を抑制するのではなく、促進することが研究によって明らかになっています。

ライアン・コール医師の主張には科学的根拠がありません。

解説

以下はUSATODAYのファクトチェックからの抜粋です。

it’s nonsense.
ナンセンスです。

The claim that the COVID-19 vaccines can cause autoimmune disease has been previously debunked by USA TODAY.
新型コロナワクチンが自己免疫疾患を起こす可能性があるという主張は、すでにUSA TODAYのファクトチェックで否定されています

Similarly, experts say Cole’s claim of COVID-19 vaccines suppressing killer T cells has no basis in reality. And there’s no evidence of a cancer surge since the vaccine rollout.
同様に、新型コロナワクチンがキラーT細胞を抑制するというコール氏の主張は、実際には何の根拠もないと専門家から指摘されています。また、ワクチンの接種が始まってから、癌が急増したという証拠もありません

COVID-19 vaccines encourage T cells
新型コロナワクチンはT細胞を促進します

Cole’s claim about a drop in killer T cells is exactly wrong, said E. John Wherry, director of the University of Pennsylvania Perelman School of Medicine’s Institute for Immunology. 
ペンシルベニア大学ペレルマン医科大学免疫学研究所の所長であるE.John Wherry氏は、キラーT細胞が減少したというコール氏の主張は全くの誤りであると述べています。

“There are dozens of studies at this point showing that these vaccines induce potent virus-specific T cells and that the rest of the T cell compartment is left essentially normal, essentially untouched,” he told USA TODAY. “There’s no logical way that (Cole’s claim of killer T cells being affected) makes any sense.”
新型コロナワクチンは強力なウイルス特異的T細胞を誘導しておりその他のT細胞コンパートメントは本質的に正常で影響を受けていないことを示す研究が既に何十件もあります。(キラーT細胞が影響を受けるというコール氏の主張は)論理的に意味をなさない」とUSA TODAYに述べました。

Once the vaccines cajole these T cells into existence, both Cohen and Wherry said they can remain in our bodies for a pretty long time, likely up to six or seven months, much like some studies estimate for antibodies.
Cohen氏とWherry氏によると、ワクチンによってT細胞が生成された場合、そのT細胞は体内にかなり長く留まる可能性があり、抗体の場合と同じように6〜7ヶ月間は体内に留まると推定されています。

No recent spike in cancers
癌の急増は見られません

As for an uptick in cancer, there’s no nationwide data available to know whether incidence rates have indeed increased since the COVID-19 vaccine rollout.
癌の増加については、新型コロナワクチンの接種が始まってから実際に罹患率が増加したかどうかを知るための全国的なデータはありません。

But an increase in cancer treatment was expected in the wake of the pandemic.
しかし、パンデミックの影響で癌治療が増加することは予想されていました。

Wherry said a rising incidence of cancer was more likely associated with delays in medical care during the pandemic than with the COVID-19 vaccines.
Wherry氏によると、癌の発生率の上昇は、新型コロナワクチンよりもパンデミック時の医療の遅れに関連している可能性が高いといいます。

One Harvard research study found one in five U.S. adults delayed or did not get medical care at all.
ハーバード大学のある調査では、米国の成人の5人に1人が医療を受けるのが遅れたり、全く受けませんでした。

“The American Association of Cancer Research actually published some commentaries and white papers on this last year and early this year, sort of pointing out that we now clearly expect to see a rising incidence of cancer because of the delayed care that was delivered for the past year,” he said. “And that rising incidence is probably going to last for several years.”
「米国癌学会は、昨年から今年初めにかけて、この問題に関するいくつかの解説書や白書を発表しており、その中で “過去1年間に起きた治療の遅れにより、癌の発生率が上昇することが明らかである” と指摘しています。そして、その発生率の上昇は、おそらく数年間続くでしょう」とWherry氏は述べました。

And such a quick increase in cancer wouldn’t be realistic anyhow given the nature of the disease, said Dr. Laura Makaroff, senior vice president of prevention and early detection for The American Cancer Society.
米国癌協会の予防・早期発見部門の上級副会長であるローラ・マカロフ医師は、「癌の性質を考えると、(コール医師が主張している)そのような急激な癌の増加は現実的ではない」と述べています。

“This story from Dr. Ryan Cole appears to be based on data from a single laboratory.  Additional laboratory and population-based data would be necessary to confirm the finding,” she wrote in an email to USA TODAY.
「ライアン・コール医師の話は、1つの研究所のデータに基づいているようです。彼の主張を検証するためには、追加の研究所や人口ベースのデータが必要です」と彼女はメールでUSA TODAYに語りました。

“However, any increase in cancer incidence during this short time period since (the) COVID-19 vaccine rollout defies the natural history of cancer and years of epidemiological study, where we see over a decade between exposure and cancer occurrence.” 
「しかし、新型コロナワクチンの接種が始まってからこの短期間で癌の発症が急増したという彼の主張は、癌の自然史や長年の疫学研究に反しています。被曝と癌発症の関係を見るには10年以上の期間が必要です。」

A twenty-fold increase in any cancer was highly unlikely within this short timeframe, Makaroff said.
マカロフ氏によると、どのような癌でもこの短い期間に20倍に増加する可能性は極めて低いという。

Fact check: False claim that cancer has spiked as a result of COVID-19 vaccines(USATODAY)

以下はHealth Feedbackの記事からの抜粋です。

No scientific evidence for claim by pathologist Ryan Cole that COVID-19 vaccines weaken the immune system
病理学者ライアン・コール氏の「新型コロナワクチンが免疫系を弱める」という主張には科学的根拠がない

Cole’s claims are unsupported by scientific evidence
コール氏の主張は科学的証拠によって裏付けられていません

Public health authorities haven’t reported a sudden surge in cancers since the COVID-19 vaccination campaign began in the U.S. in December 2020.
公衆衛生当局は、2020年12月に米国で新型コロナワクチン接種キャンペーンが開始されて以来、癌の突然の急増を報告していません

there have been no reports corroborating Cole’s claim that people are now developing cancer at record rates
人々が現在記録的な速度で癌を発症しているというコール氏の主張を裏付ける報告はありません。

Paul Offit, pediatrician and professor of vaccinology at the Perelman School of Medicine at the University of Pennsylvania, explained in this video that there isn’t evidence showing that COVID-19 vaccines weaken the immune system:
ペンシルベニア大学ペレルマン医学部の小児科医でワクチン学の教授であるポール・オフィットは、この動画の中で、新型コロナワクチンが免疫系を弱めることを示す証拠はないと説明しました。

No scientific evidence for claim by pathologist Ryan Cole that COVID-19 vaccines weaken the immune system

コール氏出演のTheHighWireは反ワクチンのデマ動画チャンネル

ライアン・コール氏が出演している以下の動画の画面にTHEHIGHWIREという文字が表示されていますが、THEHIGHWIREとは、デマッターのデル・ビッグツリー(Del Matthew Bigtree)が作った反ワクチンのデマ動画配信チャンネルです。まともな人ならこのような番組には出演しません。

Wikipedia – Del Bigtree より引用。

who has no medical training – one of the most prominent voices in the anti-vaccination movement.
医学教育を受けていないビッグツリーは、ワクチン接種反対運動の最も著名な声の1つになりました。

During the COVID-19 pandemic, Bigtree propagated conspiracy theories about the origin of the virus, and urged his audience to ignore the advice of health authorities
新型コロナのパンデミックの間、ビッグツリーはウイルスの起源に関する陰謀説を広め、保健当局のアドバイスを無視するように訴えました

HighWire と混同しないで

米国のスタンフォード大学図書館が設立した、学術出版物を専門に扱うインターネットホスティングサービス「HighWire」と混同しないよう注意してください。

ニュースサイトの信頼性を評価するNewsGuardも、THEHIGHWIREを「報道倫理規定に著しく違反しているWebサイト」と評価しました。

コール氏出演のHealth Freedom Idahoは反ワクチン団体

以下の画像でライアン・コール氏が出演しているのはHEALTH FREEDOM IDAHOという団体の番組ですが、この団体は非常にうさんくさい反ワクチン団体です。まともな人ならこのような団体の番組には出演しません。

以下はWikipediaからの抜粋です。

Health Freedom Idaho is an anti-vaccine group that also opposes health regulations, such as mask requirements and restrictions on the operation of businesses due to the COVID-19 pandemic.
Health Freedom Idahoは、新型コロナのパンデミックにおけるマスク着用義務や営業制限などの保健規制にも反対している反ワクチン団体です。

The organization has worked with the Idaho Second Amendment Alliance, the Idaho Freedom Foundation, and supporters of Ammon Bundy on protests of public health measures in response to the COVID-19 pandemic.
同団体は、Idaho Second Amendment Alliance、 Idaho Freedom Foundation、Ammon Bundyの支持者らと協力して、新型コロナのパンデミックにおける公衆衛生対策に対して抗議活動を行ってきました。

The group has also expressed opposition to the construction of 5G transmitters based on the belief they could harm health and has opposed changes in Idaho state laws that exempt parents from the requirement to seek emergency medical care for a child if they instead perform faith healing on the child.
また、健康に害を及ぼす可能性があるとして5G送信機の建設に反対を表明したり、「親が子供に信仰による治療(心霊治療)を施した場合、子供が緊急医療を受ける義務から免除される」というアイダホ州法の変更に反対しています。

they instead attempt to use faith healing. In the five years prior to the hearing, there were several cases of children dying in such circumstances.
代わりに、「信仰の癒し」を使おうとします。聴聞会の前の5年間に、そのような状況で子供たちが亡くなったケースがいくつかありました。

The group’s website includes promotion of alternative medicine.
このグループのウェブサイトには、代替医療の宣伝が含まれています。

Health Freedom Idaho (Wikipedia)

参考にさせていただいたツイート

ライアン・コール 【子宮内膜がんが20倍に増えている】 コールの主張は科学的証拠によって裏付けられていません 彼は彼の主張を裏付けるデータの方法では何も証拠は出ませんでした。
Miro氏

公衆衛生当局は、2020年12月に米国でCOVID-19ワクチン接種キャンペーンが開始されて以来、癌の突然の急増を報告していません。 人々が現在記録的な速度で癌を発症しているというコールの主張を裏付ける報告もありません。

【COVID-19ワクチン接種が免疫系を弱めることを示す証拠はありません】 ペンシルベニア大学ペレルマン医学部の小児科医でワクチン学の教授であるポール・オフィットはCOVID-19ワクチンが免疫系を弱めることを示す証拠はないと説明。

No scientific evidence for claim by pathologist Ryan Cole that COVID-19 vaccines weaken the immune system

 

 

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