デマと知りながらデマを垂れ流している悪質かつ不審人物が多数います。騙されないように気をつけてください。

「4万人参加のファイザーの調査によると、ワクチンで死亡リスクは減らない」はデマ

デマの内容

次のような記事を出して

デマッター

4万人以上が参加したファイザーの研究で、調査期間中に死亡したのは、ワクチン接種群が15人、プラセボ(偽薬)群が14人だった。
ワクチンを打っても打たなくても、死亡する確率はほとんど変わらない!

と主張する人がいますが、デマです。

ワクチン接種者と偽薬接種者の死亡率が同じ ファイザー公表データの意味(2021/8/29)

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e155350d5c1ff80d4c0bfc0dca7f94c23a74b80
https://www.news-postseven.com/archives/20210829_1686842.html?DETAIL

結論

このファイザーの調査結果から、ワクチンによる死亡リスクの低減を評価しようとするのは間違いです。なぜなら、特定の感染症による死亡リスクを評価するには、調査の参加人数が少なすぎます。

詳細

そもそも、この調査は、ワクチンによる死亡リスクの低減を評価するように設計されたものではありません。

ワクチンによって感染症からの死亡リスクが低減したかを評価するには、今回の調査人数4万4千人は少なすぎます(たとえば東京ドームの収容人数が約5万5千人、新国立競技場の収容人数が6万人であることを考えてみてください)。

従って、この調査の期間中に死亡した人数を根拠として、新型コロナワクチンが新型コロナの死亡リスクを低減しないと決めつけるのは間違いです。

実世界においては、米国・英国・イスラエルで投与された何億ものファイザーワクチンのデータから、ワクチンが新型コロナによる死亡リスクを非常に効果的に低減させていることが明らかになっています。

  • このファイザーの調査期間中に発生した死亡は、ワクチンやプラセボとは無関係と考えられています。
  • ワクチンには重症化予防効果もあることを忘れてはいけません。

AP 通信のファクトチェック

以下はAP 通信によるファクトチェックです。

Posts misrepresent Pfizer data on vaccine efficacy
ファイザーのワクチンの有効性に関するデータを誤って伝えている投稿について

CLAIM: Because 14 people in Pfizer’s placebo group died and 15 people in the vaccinated group also died, Pfizer’s data shows its COVID-19 vaccine does not reduce the risk of dying from the disease.
間違った主張:
ファイザーのデータによれば、プラセボ(偽薬)グループの14人が死亡し、ワクチン接種グループの15人が死亡した。つまり、新型コロナワクチンを接種しても、病気で死亡するリスクが低減しないことを示している。

AP’S ASSESSMENT: False. Those figures reflect deaths from all causes during Pfizer’s ongoing study of its vaccine. Pfizer’s data shows that the vaccine is highly effective at preventing serious illness. Data from countries that have used the vaccine widely shows it is also effective at preventing death from COVID-19.
AP 通信の結論:
間違いです。これらの死亡数は、ファイザーがワクチンを継続的に研究してきた期間に発生した様々な原因による死亡を含んでいます。ファイザーのデータは、ワクチンが新型コロナによる重症化の予防に非常に効果的であることを示しています。また、ファイザーのワクチンを使用した国々のデータは、新型コロナによる死亡を防ぐことに効果的であることを示しています。

THE FACTS: Last week, Pfizer released updated data from its vaccine study showing that as of mid-March, the shots were 97% effective in preventing severe disease from COVID-19 up to six months later. The data also showed the shots’ efficacy against COVID-19 symptoms dropped slightly with time: it peaked at 96% efficacy 2 months after the shots were administered and fell to 84% after 6 months.
事実は次の通りです:
先週(2021/7/28)、ファイザーはワクチン研究の新しいデータを発表しました。3月中旬の時点で、ワクチンは、新型コロナによる重症化に対して97%の予防効果が最大6か月継続することを示しました。データはまた、新型コロナの症状に対するワクチンの有効性が時間とともにわずかに低下したことを示しました:ワクチン接種から2か月後に有効性が96%(ピーク)に達し、6か月後に84%に低下しました。

The Food and Drug Administration granted emergency use authorization for the company’s vaccine in December 2020 after reviewing earlier data from Pfizer’s ongoing study, which includes 44,000 participants. The data Pfizer released on July 28 includes six months of follow-up data that is required to get full FDA approval.
FDA(食品医薬品局)は、44,000人を対象としたファイザーの(継続中の)調査データを評価し、2020年12月に同社のワクチンに緊急使用許可を与えました。ファイザーが7月28日に発表したデータは、FDAの正式承認を得るために必要な6カ月分のフォローアップデータを含んでいます。

It is expected that in any long-term study, some participants will die. Clinical trials have to monitor deaths that occur during the study as a way to watch for any potential red flags.
長期的な研究では、参加者の一部が死亡することもあります。臨床試験では、潜在的な危険信号を監視するために、調査中に発生する死亡をモニターする必要があります。

fizer’s study states that fourteen people in the placebo group and 15 people in the vaccinated group died before January 2021. The vast majority of the deaths were unrelated to COVID-19. Only two people in the placebo group died of COVID-19 and one person in the vaccinated group died of COVID-19 pneumonia, according to additional Pfizer data obtained by The Associated Press. The rest of the deaths were due to other factors, including heart disease and heart attacks.
ファイザーの調査によると、プラセボグループの14人とワクチン接種グループの15人が2021年1月以前に死亡しました。死亡の大部分は新型コロナとは無関係でした。AP通信が入手した追加のファイザーデータによると、プラセボグループの2人だけが新型コロナで死亡し、ワクチン接種グループの1人が新型コロナによる肺炎で死亡しました。残りの死亡は、心臓病や心臓発作など他の要因によるものでした。

The report states that none of the deaths were related to the vaccine.
報告書は、死亡者のいずれもワクチンとは無関係だと述べています。

A widely shared Twitter post misrepresented the significance of the death numbers to falsely suggest those deaths meant the Pfizer’s vaccine doesn’t reduce a person’s chance of dying from the virus: “The pivotal clinical trial for the @pfizer #Covid vaccine shows it does nothing to reduce the overall risk of death. ZERO. 15 patients who received the vaccine died; 14 who received placebo died,” the tweet reads.
広く拡散したツイッターの投稿は、死亡数の意味を誤って伝えており、ファイザーのワクチンがウイルスによる死亡リスクを低減しないかのような誤解を広めています。たとえば、「@pfizer #Covid ワクチンの重要な臨床試験によれば、ワクチンが死亡リスクを低減する効果は無かった。効果ゼロ。ワクチンを接種して死亡したのは15人、プラセボを接種して死亡したのは14人」というようにツイートされています。

But those death figures, which include everyone in the study who died before January 2021, are irrelevant to the question of how efficient the vaccine is at preventing COVID-19 deaths.
しかし、これらの死亡はすべて2021年1月より前の調査期間中に起きましたが、ワクチンが新型コロナによる死亡を防ぐ効果とは無関係です。

The claim made in the Twitter post “is not supportable by these data,” said Dr. David J. Cennimo, an infectious disease expert at the Rutgers New Jersey Medical School.
ラトガース・ニュージャージー医科大学の感染症専門家であるデビッドJセニモ博士は、ファイザーのデータはツイッターの投稿の根拠にならないと述べました。

The fact that both the vaccinated group and the control group had a similar number of deaths from causes other than COVID-19 is to be expected, Cennimo said.
セニモ博士によれば、ワクチン接種群と対照群の両方で、新型コロナ以外の理由による死亡者が同程度に発生することは予想されていました。

“To exaggerate the example for learning, the Pfizer vaccine doesn’t protect you from lightning strikes so equal numbers of people in the vaccine and the placebo control group should get hit by lightning,” Cennimo said.
「分かりやすく誇張して言うならば、ファイザーワクチンにはあなたを落雷から守る効果はないので、ワクチン接種群で雷にうたれる人の数とプラセボ対照群で雷にうたれる人の数は同程度になります」とセニモ博士は言いました。

In fact, the tweet’s assertion that the Pfizer study aimed to measure efficacy against death is also wrong, Cennimo said. Rather, the study was designed to look at how effective the vaccine is at protecting against symptomatic illness.
実際、ファイザーの研究が死亡リスクを低減する効果を調べたものだとするツイートの主張は間違っている、とセニモ博士は述べました。むしろ、この研究は、ワクチンが症候性の病気に対してどの程度の防御効果を発揮するかを調べるために設計されました

Since death from COVID-19 is a much rarer event than a COVID-19 infection, Cennimo said a much larger study sample is needed to answer that question. Real-world data from hundreds of millions of Pfizer vaccine doses administered in the United States, the United Kingdom and Israel, show that the vaccine is exceedingly effective at protecting against death.
新型コロナによる死亡は、新型コロナの感染よりも遥かにまれな事象であるため、その死亡リスクの低減を評価するには遥かに多くの研究対象者が必要であるとセニモ博士は述べました。実世界において、米国、英国、イスラエルで投与された何億ものファイザーワクチンのデータは、ワクチンが死亡リスクを低減させる効果が非常に大きいことを示しています。

Cennimo said it would be concerning if the study showed a significant increase in deaths from a specific cause in the vaccinated group, as that would signal a possible adverse vaccine effect. Instead, the data showed the vaccinated deaths were distributed among a number of causes between both groups.
セニモ博士によれば、もしも、ワクチン接種群において特定の原因による死亡の増加が有意に示された場合、それはワクチンが悪影響を与えた可能性を示唆するため、懸念すべきことです。しかし実際は、ワクチン接種群で起きた死亡の原因は多数あり、両方のグループ間に分布していたことがデータにより示されました。

A spokesperson for Pfizer told the AP the company could not comment on specific cases, but said, “No deaths were considered by the investigators to be related to the vaccine or placebo.”
ファイザーのスポークスパーソンは AP に対し、同社は特定の症例についてコメントすることはできないと述べたが、「調査中に発生した死が、ワクチンまたはプラセボに関連していたとは考えていない」と述べました。

 

 

 

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